「オーディオブックって高くない?」
「オーディオブックよりも本の方が安いけど、それでもオーディオブックを買ったほうがいいの?」
今回はそんな悩みにお答えするオーディオブックの価格について検証してみた記事です。
- オーディオブックと本の比較
- オーディオブックは高くても買う価値はあるのか
オーディオブックをこれから買おうと思っている方、
もしくはすでに何冊か購入されたことのあるほとんどの方は
「オーディオブックって高いよね・・・」
という印象を持たれているかと思います。
かくいう私もオーディオブックを買う度に
「安くはないな」と思っています。
単純に金額だけ比較したらオーディオブックではなく
本を買って読んだほうがいいのではないと思うのも当然でしょう。
多少高いコストをかけてでもオーディオブックを買うメリットはあるのかどうか。
今回はこのテーマについて検証してみた記事です。
書籍とオーディオブックの価格を比較してみよう
まずは、オーディオブックと本の両方で販売されているものを価格を比較してみましょう。
まず最初に紹介するのは、最近購入して良かったジャパネットたかた社長による初めての自著「伝えることから始めよう」です。
書籍は1,728円
Kindleは1,600円で販売されています。
オーディオブックは、1,728円で販売されています。
つまり、比較的新しいオーディオブックは書籍と変わらない価格で販売されているということになります。
Kindleを愛用している方は、Kindleの方が若干安く購入できるようですね。
他の書籍も見てみましょう。
私個人が非常に推している藤野英人さんによる「投資家が「お金」よりも大切にしていること」。
お金について真剣に考えるきっかけをくれた本です。
出版は2013年です。
書籍は886円販売されています。
(Kindleでの販売はありません)
オーディオブックは1,296円で販売されています。
新書ということもあるのか書籍のほうが大分安いですね。
オーディオブックは高くても買う価値はあるのか
ここで上記で述べてきたことをまとめてみましょう。
- オーディオブックは一般の書籍の価格と大体同じかそれ以上
- 新書や古い本になると書籍の方が大分安い場合がある
これを踏まえた上で、書籍よりも高い価格を払ってオーディオブックを購入する価値はあるのでしょうか?
もちろん私はあると思っています。
1つめは、オーディオブックでしか得られない利便性。
もう1つは、実際にオーディオブックを自炊しようとするととんでもないコストがかかるということ。
オーディオブックでしか得られない利便性
オーディオブックと読書は単純に比較することはできません。
読書には読書なりのメリットとデメリットがありますし、オーディオブックも同様です。
私が思う読書の大きなメリットは検索性にあります。
「そう言えば、あの本になんて書いてあったかな?」と思った時にすぐに探して見つけることができます。
これはオーディオブックにはできないことです。
その分、オーディオブックは、スキマ時間の活用と何度でも繰り返して内容を聴くことができるというメリットがあります。
このメリットに魅力を感じるのであれば、オーディオブックはその価格に見合う価値があるでしょう。
自炊のコストがめちゃ高い
オーディオブックにハマると、すべての書籍をオーディオブックで自炊して、いつでもどこでも聴けるようにしたくなります。
オーディオブックは販売されているものが限られていますから、
販売されていないオーディオブックは書籍をもとの自炊しないといけません。
さて、オーディオブックを自炊しようとすると、声優さんに朗読をしてもらうことになるのですが、
(最近は音声読み上げソフトもあるようですが、ざっと調べてみた感じ、まだ聴けるレベルには至っていません)
一般的なビジネス書は15万字が多いと言われています。
この15万字を声優さんにcoconalaで頼むと、30万円とかかかります。
とてもじゃないですが賢い方法とは言えませんね。
現実的には、機械やAIによる音声読み上げのレベルが上がってくれることを願うばかりです。
さて、以上、2つの理由により、オーディオブックは価格が高くても、
やはり購入する価値のあるサービスだと思っています。
ぜひ、皆さんがオーディオブックにも魅力を感じてもらえることを祈っております。
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