最近、AmazonがAudibleのキャンペーンを大々的なに実施しているおかげで、
日本でもオーディオブックが少しずつ浸透してきている気がします。
そんな日本に先駆け、海外ではオーディオブックはすでに一般的なものとして利用されているわけですが、実際にはどのように使われているのでしょうか。
少し調べてみると興味深いデータが公開されていましたのでご紹介したいと思います。
(私の拙い英語力によるものなので、一部、不備があるかもしれませんが、ご容赦頂ければと存じます。)
レポートはこちら
このレポートは、オーディオブックパブリッシャー協会(APA)という団体が調査したものです。
APAという団体は1986年に設立された非営利団体のようで、オーディオブック産業の活性化の後押しを目的としているようです。
それでは、レポートの内容を見ていきましょう。
オーディオブックは2015年と比較して売上が18.2%アップした。
これは3年連続である
すごいですね。
すでにオーディオブック市場が出来上がっているアメリカでもさらに市場が拡大しているようです。
アメリカ人の24%が昨年、少なくとも1冊はオーディオブックを聴き終えており、これは2015年の調査よりも22%増加している。
これまたすごい数字です。
アメリカ人の約4人に1人がオーディオブックを聴き終えていることになります。
続いて、オーディオブックを主にどこで聴いているかというデータが公表されています。
このグラフによると、家と車でオーディオブックを聴いている人が多いそうです。
さすが車社会と言われるアメリカ。
オーディオブックも車で聴く人が多いからアメリカでここまで広まったという人もいますね。
77%以上のオーディオブックリスナーが、オーディオブックは読書に役立つと回答した
audiobook.jpを運営するオトバンク社が発表したアンケート調査にも同様の内容がありましたが、やはりオーディオブックは読書に役立つというのは本当のようです。
調査結果には面白い回答結果もありました。
回答者のうち56人がオーディオブックを聴いている時はただ聴くだけでなにもしていないと答えた。
この結果は、私も意外でした。
オーディオブックのメリットは”ながら作業”ができることが一番大きなメリットだと思っていたからです。
しかし、後に続く文章で以下のように書かれています。
ただ結局のところ、78%の回答者が、聞いている間に他のことをすることができるので、オーディオブックを楽しめると答えた。
やはりそうですよね。
大部分の人は”ながら作業できること”にオーディオブックの魅力を感じているようです。
また、最近流行のAmazon EcohやGoogle Homeなどのスマートスピーカーを利用している人も増えているという調査結果も出ておりました。
いかがでしたでしょうか。
もしこれから日本でも同様にオーディオブックの市場が大きくなってくるようでしたら、まだまだ大きくなる余地がありそうですね。
今後の日本のオーディオブック市場がどうなるか楽しみです。
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