AmazonがKindleというサービスをリリースしてから、電子書籍がかなり一般的になりました。
読書好きとしては本当に嬉しい限りなのですが、
みなさんは読みたい書籍がある時、
「本で買うか」
「電子書籍で買うか」
「はたまた、オーディオブックで買うか」
で悩んだことはありませんか?
私はつい最近まであまりよく考えずに気分で選んでいたのですが、
ある程度自分なりのルールがあった方が決めやすいなと思いはじめました。
そこで、読みたい本がある時にどのように購入するかのざっくりとした基準を決めてみましたので、
もし同じような悩みをお持ちの方がいらっしゃれば参考にして頂ければ幸いです。
オーディオブックが出ていたらオーディオブックは必ず買う
ご存知の通り、オーディオブックは書籍が発売された後、ナレーターさんによって朗読が行われオーディオブックになりますから、オーディオブックになっている書籍というのは必然的に限られてきます。
そのためもし読みたい本がオーディオブックになっていたら「ラッキー!」です。
私達の時間は限られていますから、読みたい本がもしハズレだった場合、そのために使ってしまった読書の時間は非常にもったいないことになります。
その点、オーディオブックであれば、基本的にスキマ時間を活用することになりますから、たとえ、その内容がハズレだったとしても大きな損失にはなりません。
まずはオーディオブックで聴いてみて内容を把握する。
そして、もしその内容をもっと理解したい、自分のものにしたいということになれば、電子書籍か本を買うかを選びましょう。
何度も読み返して熟読したい書籍は本で買う
オーディオブックで聴いてみてもっと内容を深掘りしたい。
何度も読み返して熟読したいという書籍は電子書籍ではなく「本」で買いましょう。
オーディオブックで聴きながら本を読むことで内容の理解がより深まります。
なぜ、電子書籍ではなく本で買うかと言うと、本の方が特定の内容に対してアクセスが容易だからです。
オーディオブックを聴いた後、
「そう言えば、あそこなんて書いてあったっけ?」
と思った時にすぐにアクセスすることができます。
「電子書籍でも検索できるじゃん」
って声が聞こえてきそうですが、
読書というのは横のつながりが大事だと思っておりまして、
「なにかを知りたい」→「そうそう、それが知りたかった。そう言えばあそこにはこんなことも書いてあったな」と本の内容をどんどん横断していくには検索ってちょっと手間なんですよね。
さらにこうした作業の積み重ねで本が段々と手になじんでくるんです。
(人によっては、ただボロくなってるだけと思われるかもしれませんが・・・。)
それでは、具体的にはどのような書籍を本で買えばいいのでしょうか。
私は好きな作家のビジネス書については何度も読みたいので本で買うようにしていています。
例えば、「フリーエージェント社会の到来」のダニエル・ピンク、「Give and Take」のアダム・グラント、「サピエンス全史」のユヴァル・ノア・ハラリといった彼らの著書は本で買っています。
あとは、何度も読まないと身につかなそうな古典や教養書。
リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」、ドストエフスキーの「罪と罰」、ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」など。
このような本は基本的に腰を据えてゆっくり読みたい本たちです。
例えば旅行に行く時の機内でKindleを使って読むようなこともしませんので、
電子書籍で購入してKindleに入れておく必要もありません。
一度読めば十分というものは電子書籍で買う
それでは、電子書籍はどういう時に買うかというと、
「一度読めば十分」といった本になります。
これは「一度読めば十分なくらい内容が浅い」というわけではありませんよ。
私達の時間は限られていますので、他にもっと学ばなければいけない本があるため、
トレンドを追った内容の本は必然的に優先順位が下がってしまうだけです。
私の場合、流行のビジネス書や現代小説、時代小説といったものが該当します。
例えば、最近ですと、ホリエモンや西野亮廣さんの著書だったり、
私は浅田次郎先生が大好きなのすが、先生の著作も電子書籍で購入しています。
以前はファンであるという自負から本で購入していたのですが、
結局何度も読み直すこともなく本棚で眠って場所を取ってしまうということになってしまったので、最初から電子書籍で買うことにしました。
さらに、電子書籍で購入することの多いのが、セール対象品ですね。
AmazonのKindleはよく電子書籍のセールが行われることが多いので、
よほど本で購入する必要がない限りは電子書籍で買ってしまいます。
何で買うかをざっくり決めておくと余計な事に悩まずすっきり買える
いかがでしたでしょうか。
これまで書いてきた内容はあくまでも私の場合のルールなので、みなさんにそのまま当てはまることはないでしょう。
しかし、読書好きのみなさんにおかれては、このように選択肢が増えたことが逆に悩みになってしまうことも多いのでは?と思い、書かせていただきました。
みなさんの読書ライフに少しでもお役に立てれば幸いです。
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